伊藤忠商事が輸入した大麦の一部から基準を超える殺菌剤が検出された問題で、影響が広がっています。大手食品メーカー日本ハムの子会社が、この大麦を原料とするシリアルを使ったヨーグルトを販売していたとして、合わせて13万個余りを回収すると発表しました。
日本ハムの子会社の「日本ルナ」が回収するのは、ヨーグルトとシリアルを合わせた「TOPCUP」シリーズの「アサイー ヨーグルトボウル」と「グリーンスムージーヨーグルト」の2種類です。
賞味期限が今月6日から23日の商品が対象で、その数は合わせておよそ13万2000個に上るということです。
会社では、対象の商品を食べても健康に悪影響を与えるおそれはないとしていますが、購入した人は食べないように呼びかけています。
問い合わせ先はお客様相談係の0120−496ー103で、対象の商品を着払いで郵送すれば、後日代金相当の金券を返却するということです。
この問題をめぐっては、3日に日清シスコがシリアルの商品を合わせて31万5000個回収すると発表しています。
-- NHK NEWS WEB