神戸製鋼所が建設を計画している石炭火力発電所について、経済産業省は、二酸化炭素の排出削減に向け、技術開発などを求める勧告を行いました。
神戸製鋼所が神戸市灘区に建設を計画している石炭火力発電所に対し、経済産業省は、4日環境対策について勧告を出しました。
この中では発電所が排出する二酸化炭素を削減するため効率を高めるほか、二酸化炭素を回収して地中に封じ込める技術の開発に取り組むことなどを求めています。
一方この手続き中には、神戸製鋼でデータ改ざん問題が発覚しましたが、経済産業省は、今回会社側が示したデータに不適切な内容はなかったとしています。
神戸製鋼は、「データの提供などについて、今後も真摯(しんし)に対応するとともに計画どおりの着工に向けて手続きを進めていく」としています。
-- NHK NEWS WEB