11年前、神奈川県大井町の会社に侵入し、男性を殴ってけがをさせ金庫の鍵を奪ったとして34歳の男が強盗傷害の疑いで逮捕されました。別の事件で取り調べを受けていた男のDNAが現場に残されていた遺留物と一致したということで、警察は詳しい経緯を調べています。
逮捕されたのは神奈川県小田原市の会社員、生田目一徳容疑者(34)で、警察によりますと11年前の平成19年、神奈川県大井町のプロパンガス販売会社に侵入し、宿直で仮眠していた当時47歳の男性の頭を工具で殴って軽いけがを負わせ、会社の金庫の鍵を奪ったとして強盗傷害の疑いが持たれています。
警察によりますと、別の事件で任意の取り調べを受けていた生田目容疑者のDNAが、11年前の現場に残されていた遺留物と一致したことなどから逮捕したということです。
警察の調べに対し「金がほしくて1人でやったが男性を殴った記憶はない」と供述し、容疑の一部を否認しているということです。
生田目容疑者は鍵を奪ったものの金庫を見つけることができなかったと見られ、警察は詳しい経緯を調べています。
-- NHK NEWS WEB