AI=人工知能を活用した最新の技術やサービスを紹介する展示会が、東京・江東区で開かれています。
この展示会は去年から開かれているもので、ことしはおよそ300社が出展しました。
人手不足が課題となる中、人に代わって仕事を行うAIの技術やサービスが多く展示されています。
このうち東京・港区の会社は、ドローンで撮影した農場の画像をAIが分析して病害虫などの被害を発見するという技術や、トマトの映像などをAIが解析してそれぞれのトマトごとに最も適した収穫の時期を教えるという技術を展示しました。
この会社の担当者は「担い手不足が課題の農業分野で、AIを活用すれば競争力の強化につながる」と話していました。
また、別の東京・港区の会社は、採用活動で学生時代のアルバイトの経歴や採用試験の結果などのデータをAIが総合的に解析して、自社に適した人材かどうかアドバイスを行うという人事システムを展示しました。
このほか会場には、台に置かれた複数の商品の画像をAIが解析して瞬時に合計金額を計算するというレジや、16か国語の翻訳機なども展示されています。
この展示会は6日まで東京ビッグサイトで開かれています。
-- NHK NEWS WEB