新潟市の企業で、この春入社したばかりの新入社員が先輩社員と一緒に助け合いながら30キロを歩き切るユニークな研修が行われました。
新潟市南区の暖房機器メーカー「ダイニチ工業」では26年前から、入社したばかりの新入社員が30キロの道を先輩と一緒に歩く研修を行っています。
ことし参加した8人の新入社員たちはラジオ体操で体を動かしたあと、先輩社員6人とともに15キロ離れた折り返し地点を目指し歩き始めました。
この研修では、歩くペースやどこで休憩するかなどを新入社員が自分たちで決めることがルールになっていて、新人たちは地図を手にお互いに声をかけながら歩いて、交流を深めていました。
先輩にも積極的に声をかけてふだんの仕事の様子などを聞いていました。
新入社員たちは「仕事を乗り切るための体力がつきそうです」とか「一緒に働く同期や先輩とコミュニケーションをとって協力することが仕事にもつながると思います」などと話していました。
-- NHK NEWS WEB