リニア中央新幹線の駅の工事をめぐる談合事件で起訴された大手ゼネコン4社に対し、経済産業省は6日から4か月間、補助金の交付を停止することを決めました。
経済産業省が補助金の交付を停止するのは、「大成建設」「鹿島建設」「大林組」「清水建設」の大手ゼネコン4社です。
4社は、リニア中央新幹線の品川駅と名古屋駅を新設する工事の入札で事前に受注業者を決めるなどの談合をしていたとして、先月、東京地検特捜部に独占禁止法違反の罪で起訴されました。
これを受けて、経済産業省は、6日から4か月間、4社への補助金の交付を停止する措置をとったと発表しました。
合わせて経済産業省は、6日から4か月間、この4社に対し、委託事業などの契約への指名を停止することも決めました。
-- NHK NEWS WEB