交際していた女性のスマートフォンに位置情報がわかるアプリを勝手にインストールし、別れたあとも付きまとっていたとして、29歳の男が警視庁に逮捕されました。男は、女性が寝ている間に女性の指をスマートフォンに押し当てて指紋認証によるロックを解除していたということです。
逮捕されたのは東京・練馬区の会社員、宮澤健太容疑者(29)です。
警視庁によりますと、ことし1月、当時交際していた30代の女性のスマートフォンに位置情報を外部に送信するアプリを勝手に入れて、別れたあともその位置情報を基に付きまとったとして、ストーカー規制法違反などの疑いが持たれています。
これまでの調べで、女性が寝ている間に女性の指をスマートフォンに押し当てて指紋認証によるロックを解除していたということで、女性はアプリに気付いていなかったということです。
警視庁によりますと、調べに対して容疑を認め、「彼女が心配だった」などと供述しているということです。
警視庁が詳しいいきさつを調べています。
-- NHK NEWS WEB