兵庫県三田市の27歳の会社員の女性の遺体を遺棄したとして起訴されたアメリカ人の男が、滞在先の大阪の民泊用の部屋でこの女性を殺害したとして11日、殺人の疑いで再逮捕されました。警察によりますと、容疑を否認しているということです。
再逮捕されたのはアメリカ人のバイラクタル・エフゲニー容疑者(26)で、警察によりますと、ことし2月16日の未明、滞在先の大阪・東成区のマンションの民泊用の部屋で、兵庫県三田市の会社員、近藤早紀さん(27)の首を手で絞めて殺害したとして殺人の疑いが持たれています。
これまでの調べでは、前日の深夜に東成区のマンションの近くの防犯カメラに2人が一緒に歩いている様子が映っていたということです。
警察は、その後、バイラクタル容疑者の部屋に一緒に入って殺害されたと見て、詳しいいきさつなどを調べています。
警察によりますと、調べに対し「私は殺害していません」と供述し、容疑を否認しているということです。
バイラクタル容疑者は大阪・西成区の民泊用の部屋や大阪と京都の山林の合わせて4か所に遺体を遺棄したとして、先月、起訴されています。
-- NHK NEWS WEB