楽天の参入で携帯電話業界の競争は一段と激しくなることが予想される中、KDDIではアメリカの企業と提携して、独自のメガネ型端末やサービスの開発に乗り出すことになりました。
メガネ型の端末は、目の前に映し出された映像や情報を手で操作できるもので、産業やゲームなどの分野で活用されています。
関係者によりますと、KDDIはメガネ型端末を製造しているアメリカのベンチャー企業と近く業務提携し、独自の携帯端末の開発に乗り出す方針を固めました。
KDDIは新たに開発するメガネ型端末と今より格段に速い次世代通信の「5G」を組み合わせたサービスを展開する計画です。
具体的には競技場でスポーツ観戦をしながらチームや選手の詳しいデータを調べたり、車を運転しながらルートや混雑状況を確認したりできるサービスなどを検討することにしています。
-- NHK NEWS WEB