11日のニューヨーク株式市場は、中東のシリア情勢をめぐってアメリカとロシアとの対立が激しくなることへの懸念から売り注文が出て、ダウ平均株価は200ドル以上値下がりしました。
11日のニューヨーク株式市場は、アメリカのトランプ大統領がシリアへの軍事攻撃を強く示唆し、中東情勢が緊迫していることやアサド政権の後ろ盾のロシアとアメリカとの対立が深まるという見方から、売り注文が広がりました。
このためダウ平均株価は、前日より218ドル55セント安い2万4189ドル45セントで取り引きを終えました。
市場関係者は「トランプ大統領は挑発するような強い言葉でロシアをけん制し、すでにこじれている両国の関係がさらに悪化することへの懸念が広がった」と話しています。
-- NHK NEWS WEB