セクハラを受け、会社に失望した人がいます。セクハラを受け、会社への信頼が高まった人がいます。いまネット上をにぎわすセクハラへの意見や体験。会社への思いはどこでこんなに変わるのか、望まれる対応も含めて考えてみました。
(ネットワーク報道部記者 高橋大地 郡義之 藤目琴実)
「若いころを思い出して苦しい」
セクハラに関するソーシャルメディア上の反応です。事務次官が女性記者にセクハラ発言をしたとされる問題。これをめぐって仕事先からのセクハラについてみずからの体験や思いを投稿する人が相次いでいます。
「笑って上手くかわせ、が先輩からの教え。クライアントに呼び出されたら、何時でも行かねばならない」
「相手が上得意様であるほど社内のパワハラよりも声をあげにくく揉み消されがち」
「個人で抱え込んでうつで職を失ってって、結構わたしの業界多い」
残念ながら目立つのは、自分の会社に救いを求めたけれど、失望したという声です。
-- NHK NEWS WEB