20日のニューヨーク株式市場は、大手IT企業アップルの業績への懸念などから、IT関連を中心に売り注文が広がり、ダウ平均株価は200ドル以上値下がりしました。
20日のニューヨーク株式市場は、大手IT企業アップルの取引先のメーカーが業績見通しを引き下げたことをきっかけに、アップル製品の販売不振の観測が出て、IT関連の銘柄を中心に売り注文が広がりました。
その結果、ダウ平均株価は前日より201ドル95セント安い、2万4462ドル94セントで取り引きを終えました。
市場関係者は「IT企業の業績懸念に加えて、原油価格が値上がりし、物価上昇率が高まるという見方からアメリカの長期金利が一時、およそ4年3か月ぶりに高い水準に上昇したことも売り注文につながった」と話しています。
-- NHK NEWS WEB