日産自動車は、2025年度までに国内の販売台数の半数以上をハイブリッド車も含めた「電動車」にする方針を明らかにしました。
発表によりますと、日産自動車は、2022年度までに電気自動車3車種とエンジンで発電した電気で走る新しいタイプのエコカー、5車種を国内市場に投入する計画です。
このうち、電気自動車は軽自動車やSUV=多目的スポーツ車などを投入する方針で、幅広い車種をそろえて販売を加速させるとしています。これによって日産は、国内の販売台数に占める電動車の割合を、2025年度までに現在の2割から5割以上に引き上げる計画です。
世界的に環境規制が厳しくなる中、国内の自動車メーカーでは、トヨタが2030年に世界での販売台数のおよそ半分を電動車にする方針を示しているほか、ホンダも2030年に全車種の3分の2を電動車にするとしており、競争が激しくなりそうです。
-- NHK NEWS WEB