北陸の金沢と東北の仙台を直通で結ぶ臨時の新幹線が運行され、金沢駅では駅員やゆるキャラが出発を見送りました。
この新幹線は、JRなどがツアー専用の往復の臨時列車として企画しました。事前に応募したおよそ680人が参加し、E7系の車両が金沢と仙台を乗り換えなしのおよそ4時間で結びます。
22日朝、金沢駅では駅員や旅行会社の社員のほか石川県のマスコットキャラクター「ひゃくまんさん」もホームへ向かう客に手を振って見送りました。
この新幹線が金沢駅を出発するのは去年10月に続いて2回目で、今回、客は仙台市内などを2泊3日で観光したあと、今月24日に戻ることになっています。
金沢市に帰省していた60代の女性は「母との旅行ですが、乗り換えなくていいのはとても便利です。仙台市ではきょう羽生結弦選手の祝賀パレードが行われると聞いたので、少しでも見られるとうれしい」と話していました。
JRは利用状況を分析したうえで、今後の運行についても検討していくとしています。
-- NHK NEWS WEB