ソニーは、子会社の取締役を務めていた3人が、交際費や出張費を不適切に使用していたことが内部監査で発覚し、辞職したことを明らかにしました。
ソニーによりますと、経費の不適切な使用が明らかになったのは、子会社で、ソニー製品などの設計を行う「ソニーエンジニアリング」と、ソフトウエアの企画開発を行う「ソニーデジタルネットワークアプリケーションズ」で取締役を務めていた3人です。このうち1人は、両社の社長を務めていました。
ことし1月から3月まで行った内部監査で、3人が社内で決められた金額を上回る高額の交際費を支出したり、過剰な回数の出張を行っていたりしていたことが発覚したということです。
このため、経費の不適切な使用を指摘したところ、3人は、先月16日付けで辞職したということです。
ソニーは、今回の問題について、引き続き調査するとしていますが、不適切に使用された経費の額は明らかにせず、3人が認めているかどうかも確認できていないとしています。
-- NHK NEWS WEB