今月末からの大型連休の旅行先は、国内では沖縄の人気が最も高く、九州への旅行人気も例年より高まっていることが、日本旅行業協会の調査でわかりました。
日本旅行業協会は、会員の旅行会社の担当者らから聞き取った予約状況などをもとに、今月28日から来月6日にかけての大型連休の人気の旅行先をまとめました。
それによりますと、国内で最も人気の旅行先は、去年に続いて沖縄県でした。
離島も含めて好調だということです。
続いて東京、北海道、大阪の順になっていて、九州の人気は5位となっています。去年は6位でしたが、この大型連休では京都を抜いていて、去年より九州の人気が24ポイント高まっているということです。
理由について日本旅行業協会では、NHKの大河ドラマ「西郷どん」の影響で九州への旅行人気が高まっているのではないかと分析しています。
さらに、来年は日本人初のオリンピック選手で「マラソンの父」とたたえられた熊本県出身の金栗四三を主人公の1人にしたNHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」が放送されます。
これらをきっかけに、九州への旅行人気が定着するか注目されます。
-- NHK NEWS WEB