スマートフォンの次の商品として期待されているメガネ型端末の開発に、KDDIが乗り出すことを正式に発表しました。
メガネ型の端末は、目の前に映し出された映像や情報を手で操作できるもので、産業やゲームなどの分野で活用されています。
このメガネ型の端末について、KDDIはアメリカのベンチャー企業「ODG」と業務提携し、独自端末の開発や次世代通信の「5G」を組み合わせたサービスを展開すると正式に発表しました。
今後、ほかの企業とも提携を進めて、スポーツの観戦中にチームや選手の詳しいデータを示したり、ルートや道路の混雑状況が確認できるサービスなどの提供を目指すとしています。
メガネ型端末はスマホの次の商品として期待されていて、マイクロソフトなど海外勢が先行する中、KDDIとしても対抗していきたい考えです。
会見で山田靖久商品・CS副統括本部長は「通信と携帯端末はライフスタイルを変えてきた。5Gの時代にはスマホだけでなく、新たな端末で進化を起こしていきたい」と述べました。
-- NHK NEWS WEB