大手電力各社は、天然ガスや石油の輸入価格が上昇したため、ことし6月の電気料金をそろって値上げします。
各社の発表によりますと、ことし6月の電気料金は、使用量が平均的な家庭で、中部電力が49円、東京電力が42円、関西電力が31円、東北電力が21円、九州電力が18円、中国電力が13円の値上がりとなります。
また、沖縄電力が7円、四国電力が5円、北海道電力が4円、北陸電力が3円の値上がりとなります。
これは、火力発電の燃料の天然ガスや石油の輸入価格が上昇したためで、大手10社すべてが値上げするのは4か月連続です。
一方、都市ガス大手も、天然ガスの輸入価格の上昇を受けて、4社すべてが6月のガス料金を値上げします。
使用量が平均的な家庭の値上げ幅は、大阪ガスが36円、東邦ガスが33円、東京ガスが32円、西部ガスが24円となっています。
-- NHK NEWS WEB