東京 あきる野市で、警視庁などが、大地震の際にドローンを使うことを想定した救助訓練を行いました。
東京 あきる野市の小学校で行われた訓練には、警視庁や民間の会社などからおよそ450人が参加しました。
訓練は、東京で大地震が起きたという想定で行われ、屋上に取り残された人をドローンを使って上空から確認したあと、別の大型のドローンで、けがの応急処置に必要な薬や水を届けました。
大型のドローンは、7キロ先の目的地に物資を届けることができるということです。
このあと、機動救助隊が、ロープを使ってけが人を降ろしました。
都内では、ドローンを飛ばすことが規制されている地域が多いものの、一部の警察署は、民間の会社と協定を結んで、こうした訓練を続けています。
福生警察署の三浦啓二警備課長は、「大規模災害は必ず起きるので、万全の準備を進めていきたい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB