29日未明、JR吉祥寺駅で乗客どうしが口論となり、65歳の男性が電車と接触して意識不明の重体となっています。警察は相手の中国籍の男を傷害の疑いで逮捕し、詳しいいきさつを調べています。
警視庁によりますと29日午前0時半すぎ、東京 武蔵野市のJR吉祥寺駅のホームで2人の乗客が口論となり、このうち65歳の会社役員の男性が駅を出発した電車に接触しました。
男性は頭などを強く打って病院に運ばれ、意識不明の重体となっています。
警視庁は、相手の、埼玉県春日部市に住む会社員で中国籍の代強容疑者(38)を、男性の胸ぐらをつかむなどの暴行を加え電車に接触させたなどとして、傷害の疑いで逮捕しました。
調べに対し代容疑者は「電車の中で男性から『会話がうるさい』と言われて口論になり、一緒に電車を降りてもみ合いになった。男性を押したわけではないが、その時のことはよく覚えていない」などと供述しているということです。警視庁は詳しいいきさつを調べています。
-- NHK NEWS WEB