北海道のベンチャー企業が開発した全長10メートルのロケットが、29日、宇宙空間を目指して北海道の大樹町から打ち上げられる予定でしたが、機体のトラブルのため打ち上げは、30日以降に延期されました。
打ち上げが延期されたのは北海道のベンチャー企業、「インターステラテクノロジズ」が開発・製造した全長10メートルのロケットです。
民間単独による国内初の宇宙空間到達を目指し29日打ち上げられる予定でしたが、会社によりますと機体のトラブルのため、30日以降に延期されたという事です。
ロケットは北海道大樹町の海岸近くにある発射場から太平洋に向かって打ち上げられ、高度100キロの宇宙空間に到達したあと沖合50キロの海上に着水する計画で、今回の打ち上げが成功すれば、超小型衛星から撮影した地上の様子をビジネスに利用するといった宇宙ビジネスがアメリカを中心に広がる中、国内でも市場が広がるきっかけとなると注目されています。
-- NHK NEWS WEB