鳥取県東部を走る第三セクターの若桜鉄道の駅で、車体がピンク色のSLが披露され、大勢の観光客などでにぎわいました。
ピンク色のSLが登場したのは鳥取県若桜町の若桜駅です。この鉄道会社では、5月1日が数字の語呂合わせで「恋の日」となるとして、大型連休のこの時期に黒い色のSLをピンク色に塗り替えています。
30日は、若桜町の矢部康樹町長などが出席してお披露目式が行われ、ピンク色のSLが煙突からシャボン玉を吹き出しながら現れると、集まった観光客たちが写真を撮影して楽しみました。
大阪府から訪れた30代の会社員の男性は「列車に乗るのが好きで、毎年このイベントに参加しています。多くの人が来て地域の活性化にもつながると思います」と話していました。
また、鳥取県米子市から訪れた中学1年生の男子生徒は「初めて見てびっくりしました。ピンク色のSLは珍しいのでおもしろいと思います」と話していました。
このピンク色のSLは、来月27日まで駅構内で展示されるほか、大型連休中の来月3日から6日の間は試乗会も行われるということです。
-- NHK NEWS WEB