全国で最も人口減少率が高い秋田県で、年末年始で帰省してきた人などに県内での就職をPRする相談会が開かれました。
秋田市で開かれた就職相談会は年末年始で帰省してきた人や県内での就職を希望する人を対象としていて、県内の企業13社が参加しました。企業の担当者の中には、みずからも秋田にUターン就職したという人もいて、仕事の内容のほか、秋田で働く魅力を説明していました。
相談会に参加した愛知県に住む35歳の男性は「働ける環境さえあれば、妻の出身地の秋田に来たいので、こうした相談会をもっと開いてほしい」と話していました。
秋田県は、去年行われた国勢調査で前回の調査と比べた人口減少率が5.8%と全国で最も高く、移住や定住の対策が課題となっています。
秋田県雇用労働政策課の石川聡課長は「秋田で暮らすことを希望する人は実は多いと考えているので、秋田の魅力を感じ就職する人が増えるような施策をさらに進めたい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB