4年前、横浜市の住宅地の裏山が崩れ男性が死亡した事故で、安全対策を十分とっていなかったとして業務上過失致死の疑いで書類送検された裏山の造成工事を行った会社の当時の経営者について、横浜地方検察庁は不起訴にしました。
平成26年10月、台風に伴う大雨の影響で横浜市緑区の住宅地の裏山が崩れてアパートに土砂が流れ込み、当時30歳の男性が死亡しました。
警察は、裏山の造成工事を行った横浜市の不動産会社が、大量の土砂が雨で流れる危険性があったのに盛り土の安全対策を怠ったなどとして、おととし6月、この会社の74歳の当時の経営者を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。
これについて検察は先月26日に不起訴としました。
不起訴の理由については明らかにしていません。
-- NHK NEWS WEB