1日、大阪のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」でジェットコースターが緊急停止したトラブルで、原因はコースターを動かすためにレールに設置されたモーターを制御する部品に異常が起きたためとわかりました。運営会社は部品をメーカーに送って異常の原因を調べることにしています。
1日午後4時45分ごろ、大阪・此花区のテーマパーク、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」のジェットコースター、「ザ・フライング・ダイナソー」で、センサーが異常を感知したためコースター2両が自動で緊急停止しました。乗客64人が空中で体を下に向けた状態になり、最長でおよそ2時間にわたって取り残されましたが、運営会社によりますとけがをした人はいないということです。
会社が原因を調べたところ、終点の手前のレールに設置されている、コースターを動かすためのモーターを制御する部品に異常があったことがわかり、部品を交換して試運転をしたうえで、1日夜、運転を再開したということです。会社は部品をメーカーに送って異常が起きた原因を調べることにしています。
「ザ・フライング・ダイナソー」は、おととし導入されたばかりの人気のジェットコースターですが、去年9月にもセンサーが異常を感知して終点の手前で緊急停止し、利用客が30分ほど取り残されるトラブルが起きています。
-- NHK NEWS WEB