世界最大の交流サイトを運営するフェイスブックは、2億人にものぼる独身の利用者どうしが出会うことのできる、いわゆるお見合いサービスに参入すると発表し、すでにこうした事業を展開している会社の株価が下落するなど、影響が出ています。
アメリカのフェイスブックは1日、カリフォルニア州サンノゼで開いている開発者向けのイベントで、利用者どうしが出会うことのできる、いわゆるお見合いサービスに参入すると発表しました。
フェイスブックによりますと、世界の利用者22億人のうち、2億人が独身として登録しているということで、このサービスに申し込むと、専用のプロフィールから、好みや行動パターンなどを基に、マッチングする相手が表示されるとしています。
世界最大の交流サイトを運営するフェイスブックが参入するという発表を受けて、アメリカでこうした事業を展開している会社の株価が相次いで下落しました。
フェイスブックで製品全般を統括するクリス・コックス最高製品責任者は、NHKのインタビューに対して、「共通の友人や趣味など、共通項を基にシステムを作っており、実社会と同じような方法で出会えることを目指している」と述べ、まずは年内に数か国で、その後、日本でもサービスを始めることを明らかにしました。
-- NHK NEWS WEB