大型連休の後半を迎え、福岡市では3日から「博多どんたく港まつり」が始まりました。
「博多どんたく港まつり」は、800年余りの伝統がある「博多松ばやし」が起源とされる祭りで、およそ780団体の3万5000人が参加して行われるパレードが最大のみどころです。
福岡市博多区で行われた開会式では、福岡県の小川洋知事が、「パレードには、去年7月の九州北部豪雨で被災した東峰村からも参加しています。支援への感謝と、復興への決意を示すので、温かい声援をお願いします」と呼びかけました。
そして陣羽織姿の関係者がくす玉を割って祭りの開幕を祝い、博多で古くから親しまれる祝いの唄に合わせてしゃもじを打ち鳴らして踊るダンスが披露されました。
子どもがパレードに参加するという母親は「踊りを練習してきた成果を発揮して頑張ってほしい」と話していました。
また福岡に引っ越してきたばかりだという40歳の会社員の男性は「初めて来たので楽しみです」と話していました。
「博多どんたく港まつり」は3日と4日の2日間、開かれ、200万人の人出が見込まれています。
-- NHK NEWS WEB