車だけでなく、船でもシェアリングの動きです。高額な船を購入しなくても手ごろな価格でクルージングなどが楽しめるサービスが人気を集めています。
船のシェアリングサービスは、ボートレジャーの利用者を増やそうと、大手ボートメーカーが始めました。クルージングなどで使うボートは安いもので500万円以上するうえ、維持費もかかります。
しかし、このサービスでは毎月3000円余りの会費を払えば、全国140か所のマリーナにあるモーターボートを1日数万円の料金で利用できるということです。船舶免許を持つ首都圏のサラリーマンを中心に会員が増えていて、全国で2万2000人に上っているということです。
サービスを手がけるヤマハ発動機の臼井博文マリン事業本部長は「日本のマリンレジャーは大きなポテンシャルがあると感じている。幅広い商品ラインナップとサービスを提供し、多くの人にマリンレジャーをより身近に感じていただきたい」と話しています。
-- NHK NEWS WEB