6日、愛知県岡崎市の住宅で42歳の母親と13歳の中学生の娘が死亡しているのが見つかりました。母親が書いたと見られる遺書のようなものが残されていたということで、警察は2人の死因や詳しい状況を調べています。
6日午後6時半ごろ、愛知県岡崎市鴨田町の住宅でこの家に住むパート従業員の田中明美さん(42)と娘で中学2年生の奈緒さん(13)が死亡しているのを、帰宅した会社員の夫が見つけて警察に通報しました。
警察によりますと、田中さんは首をつった状態で見つかり、奈緒さんは首にひもが巻きついた状態であおむけに倒れていましたが、2人とも目立った外傷はなかったということです。
家族は夫婦と娘の3人暮らしで、家の玄関や窓にはすべて鍵がかけられ、室内に荒らされたり争ったりしたような跡はなかったということです。
これまでの調べで、田中さんが書いたと見られる自殺をほのめかす遺書のようなものが玄関で見つかっているということで、警察は2人の死因の解明を進めるなど、さらに詳しい状況を調べています。現場は岡崎市の中心部から北に4キロほど離れた住宅街です。
-- NHK NEWS WEB