JR西日本の車掌が、今月、鳥取県内を走っていた特急列車の乗務員室で、業務用のタブレット端末を使って、仕事とは関係のないゲームの動画を見ていたことがわかりました。車掌は「これまでも乗務中に何度か見た」と話しているということで、JR西日本岡山支社は処分を検討しています。
JR西日本岡山支社によりますと、今月28日、鳥取県内を走っていた鳥取発岡山行きの特急「スーパーいなば6号」の27歳の男性車掌が、乗務員室で業務用のタブレット端末を使い、仕事とは関係のないゲームの動画を見ていたということです。
タブレット端末は運行状況の確認や観光案内のため会社が貸し与えているもので、インターネットに接続できるということです。
乗客からの連絡で発覚し、会社の調べに対して、車掌は「業務が一段落したので、上手な人がゲームをしている画面を映した動画を見た。これまでも乗務中に何度か見た」と話しているということです。
JR西日本岡山支社は「誠に遺憾で、大変申し訳ありません。乗務員への指導教育を徹底します」とコメントし、車掌の処分を検討しています。
-- NHK NEWS WEB