今月5日、新潟県阿賀野市の五頭連峰に登山に出かけたまま行方がわからなくなっている親子について、警察などは9日午前6時前から、これまでより範囲を広げて行方を捜しています。
遭難したと見られているのは、新潟市北区の会社員、渋谷甲哉さん(37)と長男で小学1年生の空くん(6)です。
2人は4日前の今月5日、新潟県阿賀野市の五頭連峰に登山に出かけましたが、翌6日の朝、家族に電話があったのを最後に連絡が取れなくなっています。
警察や消防は9日もおよそ40人の態勢で2人を捜す予定で、午前6時前、現地本部が置かれている「五頭連峰少年自然の家」から、標高954メートルの松平山に向けて入っていきました。
警察によりますと、今月5日、松平山の山頂に向かう西側の登山道で、「親子に似た2人を見た」という情報が複数寄せられ、警察などは東西に最大4キロ、南北に最大2キロの範囲で登山道周辺の沢などを捜してきましたが、手がかりは見つかっていません。
警察などは山頂の南側にも範囲を広げて、行方を捜すことにしています。
-- NHK NEWS WEB