大麦などを原料に作られるお酒、「ジン」が国内外で人気を集めているのを受け、北海道で初となるジンの蒸留所が、札幌市に作られました。
国産のジンは、香りのよさから国内外で人気を集めていて、ワイナリーなどを経営する北海道の企業が、札幌市南区にある倉庫を改装して、先月、ジンの蒸留所を完成させました。
ジンは、アルコールを蒸留する過程で香りを出すために植物性の原料を混ぜて作られ、この蒸留所では、香りづけに昆布やしいたけなど北海道の食材を使っています。
北海道で初となるこの蒸留所では、700ミリリットル入りの瓶にして、年間8000本以上の製造を予定しているということで、施設の見学もできるということです。
経営する「北海道自由ウヰスキー」の越川明征さんは「食事を楽しみながらジンがおもしろいお酒だということを知ってほしいです」と話しています。
-- NHK NEWS WEB