9日は「アイスクリームの日」です。全国で1世帯当たりの消費が最も多い金沢市で、アイスクリームが無料でプレゼントされました。
日本アイスクリーム協会は、夏場に向けて消費が増える5月9日を「アイスクリームの日」と定めていて、金沢市の百貨店前では、メーカー11社がアイスクリームやソフトクリームなど1000個以上を、並んだ人たちに無料で配りました。
早い人は午前9時半から並んだということで、訪れた人たちは、カップに入った好みのアイスクリームを受け取り、おいしそうに味わっていました。
80代の女性は「毎年並んでいます。食べるのが楽しみです」と話していました。
総務省の家計調査によりますと、去年、金沢市の1世帯当たりのアイスクリームとシャーベットの年間購入額は平均1万2475円で、全国の県庁所在地と政令指定都市の中で最も多くなっています。
森永乳業北陸支店の本間紳一支店長は「金沢はお茶を楽しむ伝統が息づいて、お茶と合わせる甘いものを好む文化があるので、アイスクリームの購入額が多いと言われています。アイスクリームを手渡す時、皆さんが笑顔になるのがとてもうれしいです」と話していました。
-- NHK NEWS WEB