今月5日、新潟県阿賀野市の五頭連峰に登山に出かけたまま行方がわからなくなっている親子について、警察などは9日、これまでより範囲を広げて捜しましたが、今も見つかっていません。警察などは10日も、早朝から2人の行方を捜すことにしています。
遭難したと見られているのは、新潟市北区の会社員、渋谷甲哉さん(37)と長男で小学1年生の空くん(6)で、今月5日、新潟県阿賀野市の五頭連峰に登山に出かけましたが、翌6日の朝、家族に連絡があったのを最後に連絡が取れなくなっています。
警察などは、9日もおよそ40人の態勢で捜しました。
警察などは、これまで重点的に捜してきた松平山周辺の東西に最大およそ4キロ、南北に最大およそ2キロの範囲に加え、新たに山頂の南側についても、登山道から外れた沢や尾根などに範囲を広げて捜したということです。
また、天候が回復した午後にはヘリコプターで上空からも捜しましたが、2人は今も見つからず、午後6時にいったん中断しました。
警察などは10日も早朝から2人の行方を捜すことにしています。
-- NHK NEWS WEB