富士山麓の山梨県富士吉田市にあり、絶叫マシンで知られる遊園地、「富士急ハイランド」の運営会社は、ことし7月中旬から入園料を無料にすると発表しました。
山梨県富士吉田市にある「富士急ハイランド」は、ジェットコースターなどのアトラクションを備えた遊園地で、関連施設と合わせて、年間およそ230万人が訪れます。
運営会社の富士急行は、ことし7月中旬から、現在、中学生以上が1500円、子ども900円の入園料を無料にすると発表しました。
富士急行は、アトラクションの乗車や飲食施設、物販施設の利用のみといった短時間の滞在が可能になり、富士山や富士五湖など周辺の富士山観光の中心地にしたいという狙いがあるとしています。
一方で、一部のアトラクションの料金は値上げすることも検討するということです。
短時間、園内に滞在する利用者を取り込もうという運営会社の新たな戦略が、利用者側に受け入れられるかどうかが注目されます。
-- NHK NEWS WEB