全国の模型メーカーなどが一堂に集まり、新製品を発表する国内最大規模の見本市「静岡ホビーショー」が始まりました。
ことしで57回目となる「静岡ホビーショー」は、静岡市駿河区の会場で業者向けの商談会が10日から始まり、全国87の企業と団体が参加しています。
最近は大人をターゲットにした製品が多いということで、静岡県焼津市の老舗模型メーカーは主力の飛行機の模型などを展示し、訪れた業者の人たちの関心を集めていました。
また東京の鉄道模型メーカーは、国鉄時代の寝台特急や、先月引退した浜松市の私鉄、遠州鉄道の「30形モハ25号」も展示しています。
主催した静岡模型教材協同組合の田宮俊作理事長は「精巧な作品が数多く集まり、充実した内容になっている。ぜひ訪れて、ものづくりのすばらしさを感じてほしい」と話していました。
業者向けの商談会は11日まで行われ、12日から2日間、一般公開が行われます。
-- NHK NEWS WEB