今月５日、新潟県阿賀野市の五頭連峰に登山に出かけたまま行方がわからなくなっている親子について、警察などは、小型の無人機・ドローンも使って捜すことにしていましたが、悪天候のため短時間しか飛ばせず、今も親子は見つかっていません。警察などは１１日も行方を捜すことにしています。
新潟市北区の会社員、渋谷甲哉さん（３７）と長男で小学１年生の空くん（６）は今月５日、新潟県阿賀野市の五頭連峰に登山に出かけたまま戻らず、行方がわからなくなっています。
１０日は、新潟県から要請を受けた企業の担当者が３種類のドローンを担いで山に入り、人が立ち入りにくい沢や尾根などを中心にドローンを飛ばし、上空の映像から手がかりを捜すことにしていました。
しかし、山の中では霧が立ちこめて視界が悪い状態が続くなど悪天候に見舞われ、短時間しかドローンを飛ばせなかったということです。
警察などは、およそ４０人の態勢で松平山につながる登山道周辺の沢や尾根などで行方を捜しましたが、親子は見つからず、午後５時前にいったん中断しました。
警察などは１１日も２人の行方を捜すことにしています。
-- NHK NEWS WEB
