10日のニューヨーク株式市場はアメリカの物価に関する指数が市場の予想を下回り、政策金利の引き上げが加速することへの警戒感が和らいだことから買い注文が出て、ダウ平均株価は200ドル近く値上がりしました。
10日のニューヨーク株式市場はこの日発表されたアメリカの消費者物価指数が市場の予想を下回り、アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は利上げを急がないという見方が広がりました。
このため幅広い銘柄に買い注文が集まり、ダウ平均株価は前日より196ドル99セント高い2万4739ドル53セントで取り引きを終えました。
市場関係者は、「前日に3%を超えて上昇していたアメリカの長期金利が物価指数の発表を受けて低下したことも投資家の安心感につながった」と話しています。
-- NHK NEWS WEB