14日昼ごろ、東京・渋谷区のビルの工事現場で、付近を通行していた41歳の会社員の男性が、落下した金属製のパイプにあたってけがをし、警視庁は詳しい経緯を調べています。
14日午前11時50分ごろ、東京・渋谷区代々木のビルの工事現場で、「パイプが落下してけが人が出ている」と119番通報がありました。
救急隊や警察官が駆けつけたところ、41歳の会社員の男性が顔や胸にけがをしていて、病院で手当てを受けました。警視庁によりますと、意識はあり、命に別状はないということです。
これまでの調べによりますと、落下したパイプは太さが直径3センチ、長さがおよそ3メートル70センチで、中は配線を通すため空洞になっていて、2階の足場付近から落下し、ビルのそばの歩道を歩いて通行していた男性にあたったとみられるということです。
現場では当時、看板に電源をつなぐ工事が行われ、作業員が複数のパイプを運ぶ作業などをしていたということです。警視庁は作業員から話を聴くなど詳しい経緯を調べています。
-- NHK NEWS WEB