新潟市の小学生の女の子が殺害されJRの線路に遺棄された事件で、遺体を遺棄した疑いなどで逮捕された23歳の男は「女の子の名前は遺棄したあとにネットなどでニュースを見て知った」などと供述していることが捜査関係者への取材でわかりました。殺害についても認める内容の供述をしていることがわかり、警察は、男を検察庁に送り事件に至る経緯について捜査を進めることにしています。
新潟市西区の会社員、小林遼容疑者(23)は、今月7日の夜、自宅に近いJR越後線の線路内に、近くに住む小学2年生、大桃珠生さん(7)の遺体を遺棄した疑いなどで、14日夜、逮捕されました。
調べに対し容疑を認めているということで、小林容疑者は、15日午後、検察庁に送られました。
警察のその後の調べで、小林容疑者は「女の子の名前は遺棄したあとにネットなどでニュースを見て知った」などと供述していることが捜査関係者への取材でわかりました。
小林容疑者は、大桃さんの自宅から直線距離にして100メートル余りと近所に住んでいるということで、警察は面識や接点について調べることにしています。
また、その後の調べで、殺害についても認める内容の供述をしていることも新たにわかり、警察は、大桃さんが連れ去られて殺害された経緯についても捜査を進めることにしています。
-- NHK NEWS WEB