15日のニューヨーク株式市場は、アメリカの長期金利が上昇していることへの警戒感などから売り注文が出て、ダウ平均株価は190ドル以上値下がりしました。
15日のニューヨーク株式市場は、アメリカの先月の小売業の売上高が堅調でアメリカの長期金利が上昇したことを受けて、投資家の間で警戒感が広がり、ダウ平均株価は、一時、250ドル以上値下がりしました。
その後はいくぶん買い注文も出て、ダウ平均株価は、結局、前日より193ドルちょうど安い2万4706ドル41セントで取り引きを終えました。
一方、ニューヨーク債券市場では、個人消費は底堅く、着々と利上げが進むという見方から、アメリカの長期金利が3.09%に上昇し、およそ6年10か月ぶりの高い水準となりました。
市場関係者は「長期金利の上昇に加え、この日決算を発表した大手ホームセンターの業績が市場の予想に届かなかったことも売り注文につながった」と話しています。
-- NHK NEWS WEB