9日のヨーロッパの主な株式市場は、アメリカの大統領選挙で、共和党のトランプ氏が勝利したことで、世界経済の先行きへの警戒感が強まり、スペインやイタリアの市場で株価指数が2%程度の大幅な下落となるなど、各地で株価が値下がりしています。
9日のヨーロッパの主な株式市場は、アメリカの大統領選挙で過激な発言を繰り返してきた共和党のトランプ氏が勝利したことで、世界経済の先行きへの警戒感が強まり、売り注文が増えています。
主な市場の株価指数は、日本時間の9日午後10時半の時点で、前の日の終値と比べて、マドリード市場で2.2%余り、ミラノ市場でおよそ2%の大幅な下落となっているほか、フランクフルト市場とパリ市場でもおよそ1%、それぞれ下落するなど、株価が値下がりしています。
一方、9日のロンドン外国為替市場では、東京市場で円高ドル安が進んだ流れを引き継いで、円相場は1ドル=103円台で取り引きされています。
市場関係者は「トランプ氏が選挙期間中に訴えてきた保護主義的な政策などを巡って議会と対立し、アメリカの経済・財政政策が不安定になるのではないかという懸念が広がっている。さらにトランプ氏が中央銀行の金融政策にどこまで干渉するのかなど、今後、見極めなければならないことも多く、金融市場は当面、神経質な動きが続きそうだ」と話しています。
-- NHK NEWS WEB