新年恒例の「初日の出フライト」が成田空港から運航され、家族連れなどが初日の出に照らされた富士山の眺めなどを楽しみました。
「初日の出フライト」は、国内の航空各社が9年前から行っていて、LCC=格安航空会社で初めてとなるバニラエアの便には、家族連れなど160人余りが乗り込み、成田空港を出発しました。
旅客機は千葉県館山市の上空およそ5000メートルを旋回しながら初日の出を待ち、午前6時50分ごろに太陽が姿を見せると、乗客から歓声と拍手が起こりました。
このあと旅客機は、西に250キロほど離れた富士山の上空を飛行し、乗客たちは初日の出に照らされた富士山をカメラに収めるなどして、2時間ほどのフライトを楽しみました。
ことしのえとの「とり」の着ぐるみ姿で参加した24歳の男性は、「まぶしく、きれいで感動しました。ことしは年男ですが厄年でもあるので、いい厄払いになったと思います」と話していました。
幼い娘2人や妻とともに参加した男性は、「初日の出の瞬間はドキドキしました。妻の職場復帰に向けて娘の保育園が決まるのが、ことしいちばんの願いです」と話していました。
-- NHK NEWS WEB