今月5日、新潟県阿賀野市の五頭連峰に登山に出かけた親子の行方は、今もわかっていません。警察や消防などは、捜索活動の開始から10日目となる16日も、登山道周辺の尾根や沢を中心に行方を捜しています。
今月5日、新潟県阿賀野市の五頭連峰に登山に出かけた新潟市北区の会社員、渋谷甲哉さん(37)と、長男で小学1年生の空くん(6)は、今も行方がわかっていません。
警察や消防などは、捜索活動の開始から10日目となる16日も、60人余りの態勢で親子が向かったと見られる松平山の登山道周辺の急な斜面や沢などを中心に捜しています。
これまでに警察や消防などは、ヘリコプターやドローンを使った上空からの捜索活動に加え、遭難救助の訓練を積んだ隊員を派遣するなど、延べ400人を超える態勢で親子の行方を捜していますが、手がかりは得られていません。
警察や消防などは、すでに調べた場所も含めて捜索活動を進めています。
阿賀野警察署の穴沢隆次長は「全力を尽くして親子の発見と救助に努めたい。何か手がかりがあればぜひ連絡してほしい」と話しています。
-- NHK NEWS WEB