新潟市の小学生の女の子が殺害されJRの線路に遺棄された事件で、逮捕された男が乗っていた車のトランクから練炭としちりんが見つかっていたことがわかり、警察は、事件のあと自殺を図ろうとした可能性もあると見て調べています。また、警察は男の自宅を捜索し、女の子が殺害された経緯についても捜査を進めることにしています。
新潟市西区の会社員、小林遼容疑者(23)は、今月7日の夜、自宅に近いJR越後線の線路内に近くに住む小学2年生、大桃珠生さん(7)の遺体を遺棄した疑いなどで逮捕され、警察は16日、小林容疑者の自宅を捜索しました。
これまでの調べで、小林容疑者は容疑を認めたうえで「遺体を車に乗せたままあちこち移動し、現場近くまで車で運び、線路内に遺棄した」などと供述しているということです。
警察が小林容疑者が乗っていた黒っぽい色の軽乗用車を詳しく調べたところ、トランクから練炭としちりんが見つかっていたことが捜査関係者への取材でわかりました。
事件当日、小林容疑者は勤め先の会社を無断欠勤し、その後も休んでいましたが、警察は、事件を起こしたあと自殺を図ろうとしていた可能性もあると見て調べています。
-- NHK NEWS WEB