新潟市の小学生の女の子が殺害されJRの線路に遺棄された事件で、新潟市内の道の駅で警察に任意同行を求められた小林容疑者を目撃した男性が、当時の様子を証言し、「容疑者が乗っていた黒っぽい色の軽乗用車を3台の捜査車両が取り囲み、連行されて行った。容疑者は白いTシャツ姿で疲れ切った様子だった」と話しました。
新潟市内に住む40代の会社員の男性は、小林容疑者が14日の午前7時ごろ、新潟市西区の道の駅「新潟ふるさと村」の駐車場で、警察に任意同行を求められた際の様子をスマートフォンのカメラで撮影していました。
駐車場に止まっていた小林容疑者の軽乗用車の周囲を突然3台の車が取り囲み、警察官と見られる男性が軽乗用車をノックすると、小林容疑者は素直に降りてきたということです。
小林容疑者は、白のTシャツ姿で疲れ切った表情をしていたものの、警察官の問いかけには素直に応じ、別の捜査車両と見られる車に乗せられたということです。
そして10分ほどたつと、小林容疑者を乗せた車は警察官とともに駐車場を離れたということです。また午前8時半ごろには小林容疑者が乗っていた黒い軽乗用車もレッカー車で運ばれていったということです。
男性は「当時は夢中で写真を撮りました。こんな近くに容疑者がいたかと思うと今でも怖いです」と話していました。
-- NHK NEWS WEB