商売繁盛の神様として知られる京都の伏見稲荷大社には、大勢の人たちが初詣に訪れています。
京都市伏見区の伏見稲荷大社は、例年正月三が日の初詣の参拝者が西日本で最も多いとされています。
元日、本殿の前では訪れた人たちが長い列を作って、家族の健康や商売繁盛を祈り、外国人が厳かな表情で手を合わせる姿も見られました。
境内の千本鳥居を抜けた先には、持ち上げたとき「軽い」と感じれば願いがかなうとされる、直径20センチほどの「おもかる石」があり、参拝を終えた人たちは次々と試していました。
大阪から家族で来た小学2年生の男の子は「『おもかる石』は重たく感じましたが、勉強を頑張りたいです」と話していました。
香川県の男性は「家族の安全と会社の発展を祈願しました。食品関連の会社に勤めているので、安心・安全なものを世に出せるよう祈りました」と話していました。
-- NHK NEWS WEB