１７日夜、名古屋市中区の繁華街にあるインターネットカフェで２２歳の男が男性客の首などを刃物で刺したとしてその場で逮捕され、男性客はまもなく死亡しました。男は男性客と面識がなく、調べに対し、「自分が死ねないからむかついて刺した」などと供述しているということで、警察は詳しいいきさつを調べています。
１７日午後８時半前、名古屋市中区錦のインターネットカフェで「刃物を持った人がいる」と警察に通報がありました。警察官が駆けつけたところ、店の通路で愛知県尾張旭市の会社員、大竹智之さん（３５）が倒れているのが見つかり、病院に搬送されましたがおよそ１時間後に死亡しました。
警察はナイフを持って現場に立っていた住所不詳、無職の稲田府見洋容疑者（２２）をその場で逮捕し、殺人の疑いで調べています。
これまでの調べによりますと、稲田容疑者は客として入店したあと、通路で大竹さんの首や胸などをナイフで刺したということで、大竹さんとは面識がないということです。
警察の調べに対し、稲田容疑者は容疑を認め、「自分が死ねないからむかついて刺した」などと供述しているということで、警察は詳しいいきさつを調べています。
-- NHK NEWS WEB
