木のおけを締める竹のたがをフラフープのようにして回して、回数を競う、ユニークな大会が埼玉県日高市で開かれました。
この大会は、木のおけを使ったしょうゆ造りに関心を持ってもらおうと香川県の小豆島で始まり、日高市では地元のしょうゆ製造会社などが2年前から開いています。
20日の大会は、日高市の神社の境内で行われ、6歳から40代までの男女15人が参加しました。
中学生以上の男性の部では、直径2メートル、重さおよそ13キロの竹のたがが使われ、10分間で何回、回せるか競いました。重くてすぐに落ちてしまう人もいましたが、こつをつかんで回し続けた人には大きな声援が送られていました。
大会では、群馬県の40代の男性が、およそ10分間にわたって516回回し続け、3年連続で優勝しました。
優勝した男性は「明るく楽しく、300回を目標に臨みました。大変、光栄な結果でうれしいですが、くたくたです」と話していました。
-- NHK NEWS WEB