21日の東京株式市場は、日経平均株価が一時、およそ3か月半ぶりに2万3000円を回復しました。
週明けの21日の東京株式市場は、アメリカと中国の貿易摩擦への懸念がひとまず後退したとの見方から、買い注文が次第に広がり、日経平均株価は一時、2万3000円を超えました。
日経平均株価が2万3000円を回復するのは、アメリカの長期金利の上昇をきっかけとした、ことし2月の世界同時株安以来およそ3か月半ぶりです。
市場関係者は「週末に行われた米中の貿易協議で、貿易戦争を回避する姿勢が示されたことで、貿易摩擦への懸念はひとまず後退したという見方が広がり、機械や自動車など輸出関連の銘柄を中心に買い注文が優勢となっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB